モチベーションに関係なく、勉強をするためのただひとつの秘訣

計画を立てて、計画通りによしやるぞと思っても数日立つと
「今日はやる気がでないなー」「昨日多めにやったから今日は特別に休み」
などと思って一日サボったのをきっかけにダラダラと数日休んでしまい、計画通りに全く進まない、なんて人も多いと思います。
実際私がそうでした。私は本来人一倍面倒くさがり屋なので、三日坊主どころか、3日も持つことなんかマシな方で、3時間後、ひどいときには、1問分からない問題でつまずいだだけで、「気分転換に他のことをやってみようか」とか思って、他のことをやったが最後勉強に戻ることはない、みたいな実行力でした。
今考えると中々ひどいですね笑

その時は、じゃあやる気が高い状態をどうやったら保てるかということを考えていました。
勉強法の本や、英語ができるといかに役立つか、といった本を読めばやる気が出るので、それを毎日読めばやる気が出るのでは、と思ってやってみても、2,3回も読めば飽きてしまうので、継続的ではないと気づき、
目標を紙に書いて毎日目が入るところに貼っておく、というのを試してみても全く効果がなく、この他にもやる気が出る方法について書かれた本は、少なくとも100冊程度は読んできたと思います、そしていろいろな方法を試してみましたが、そのときはやる気が出るが、すぐに薄れて結局元通り、という繰り返しでした。
「やらなければいけないことはわかっているが、やる気がでないからできない」とずっとモヤモヤしていました。

しかしある時思いつきました。
「やる気があろうがなかろうが勉強すれば成績は上がる。やる気があるかないかは直接的には勉強に関係ない」と。
じゃあ、「そもそもやる気なんていらないんじゃないか、上げる必要すらないのではないのか?」と思い
じゃあやる気っていう概念を自分の中から消して、その日立てた計画通りにとにかく無心でやろうと思ったのです。
やる気なんていらないから、とにかく決まった時間に机に向かって、決まった時間に終える。途中で他のことが気になっても、感情を殺してでも勉強をやり続ける。
「モチベーションなんて関係ない、とにかく今は感情なんていらないから勉強する時間だ」ととにかくそれだけを考えることにしたのです。

そうするとどうでしょう、今までのように複雑なことを考えなくて良くなった効果もあったのでしょうか、計画通りに勉強できるようになり、成績ももちろん上がりました。
それまでは、やる気が出る方法について、どこかに「これさえ見つければ常にモチベーションが高い状態が維持できる」といった魔法のような方法があると思っていたのです。
あとで気づいたのですが、そもそも物事には全てアップダウンがあるんだから、やる気が上がった時できるということは、必ず訪れる、やる気が下がった時にできないということだから、むしろやる気を出そうとする行為は、やる気を下げようとする行為と表裏一体だと。

とにかくややこしいことは考えず、「モチベーションなんて関係ない、今は勉強の時間だから勉強するんだ」とだけ思って時には、感情を殺してでもやることで、やる気が特別高いこともない代わりに、やる気がでない時もそれを言い訳にできないという状況になり計画通りに進めることが大分楽になりました。
そしてなんやかんや感情を殺してでも無理やりやっていたものが、やっているうちに楽しくなってくるものです。

私がやる気を保つための方法を探して探して最後に行きついた方法は、、
やる気を保つための最善の方法はやる気について考えないこと
でした。すごい皮肉ですね笑

私にはこの方法がすごいはまりました。皆様もやる気がなくなったときは、「やる気なんか関係ない、やれば上がるんだからやるだけだ」ということを少し思い出してみてください。