TOEIC文法90日で9割解けるようにする方法②文法編
ではTOEICの文法の成績を上げる方法を書いていきます
文法はPart5で直接的にそれ自体を問われ、Part6も長文のように見えて実際には文法を問われているだけ、そしてPart7の長文を読むときの根幹となる能力です。
最初にここを完璧にすることで、Part5,6のスコアと、英語の基礎能力を上げてしまいます。使いまわされた言い回しですが、やはり基礎がないと能力ってある程度で本当に伸び悩みます。
なので基礎である文法をどれだけ完ぺきにできるかでこの後の成績の伸びに大きく影響してきます。ここをきちんとやっておくとその後のリスニング、長文もスムーズに成績が上がっていきます。そしてなにより、文法は覚えたら即座に成績に反映されるので、結果が目に見えて楽しくなってきます。
それを心に留めて取り組んでいきましょう。
では実際に使った参考書を紹介します。
新TOEICテスト 文法問題 でる1000問 TEX加藤著 です。
選んだ理由としては、一番大きかったのは他の方の勉強法を調べていたところ1000問ほどの文法問題を完璧にすると、TOEICの文法問題全体が網羅できる、といった方が多かったので、量的にぴったりであったこと、そしてこの本の評判も良かったのでこれを選びました。
二つ目の理由は曖昧ですが、参考書は基本的にみんなに人気のある本に外れはない、という経験からです。
ある程度の本なら、完璧にしさえすれば成績は上がるので、よくわからない時は定評があるものを選ぶに限る。という経験則からです。
定評があるものにほとんど外れのものは無いです。ハズレでさえなければやりさえすれば成績は上がります。
実際本番では私も文法は9割程度解けるようにはなったので間違いなかったです
完璧にすることだけに集中してやっていきましょう。
では実際の使用法を書いていきます。
流れとしては、
①一周目は7章まで普通に問題を解く(4日以内くらい)
②一周目で間違えた or 解けたけど自信はなかった)問題だけを解いていく(2日で一周以内)
③2周連続で自信を持って答えられた問題は①と同じで二度とやらない
④これを5周繰り返す
⑤5周終わったら最後の本番形式の問題で腕試しをしていく。
です。
では具体的なやり方に触れていきます。
「①のとりあえず7章までの問題を一度解いてみる」という段階は文字通り問題を解くということです。この時答え合わせをして間違えた問題にはチェックをしておきます。この時の注意点としては、正解していても、勘で正解した問題、なぜそれが正解なのかは分からないが当たっていた。
こういったものは全て間違えた問題と同じ扱いです。
確信を持ってこれが正解だと思ってあっていた場合以外問題の横にでもチェックしておいてください。
そして復習に入るのですが、ポイントです。
一周目で確信を持って正解した問題は二度と解かないでください。
一周目で正解できたということは、本番で出てもほぼ間違いなく正解できます。ということは二回以上それを解くというのは全くの時間の無駄です。
二回以降もなんとなく不安で解きたくなる気持ちはわかるのですが、大抵の場合それは「正解できる」ということを確認したい自己満足です。
自己満足と割り切ってモチベーションのためにやりたいと思うとかならいいと思うのですが、できるだけ時間をかけずに高得点を取りたい人にとっては、無駄です。一切手を付けないでください。成績が上がらないことに時間を費やすのはやめましょう。
こうすることで二週目以降復習する問題の数を減らすことができます。
30%正解した人は2周目は70%の問題しかやらなくても良くなります。
1000問なので700問ということです。
2周目以降も、全ての問題を解くという人が大半ですから、そういう人が1000問解いているところを700問しか解かないでいいのです。これだけでもいきなり30%もの無駄な時間をカットできます。
このカットで生まれた時間は他の解けない問題を復習することに注ぎましょう。
一周目は間違えがたくさんあると思いますが気にしないでください。いちいち落ち込まず即答えを見て、なぜそうなるかさっと考えて、次の問題に進みましょう。短すぎると感じるくらいでちょうどいいです。これから5周やるのでさっと復習さえしておけば最後の方には解けるようになってます。一周目は分からないで当然です。それだけ伸びしろがあるということなので、間違えた問題に出会った時は、「これが理解できたらまた点数が上がるなー笑」と思って楽しんでいきましょう。
こうやっていくとどんどんとやるべき問題が減っていきます。そうするとさらに間違えた問題を復習することに時間を当てられるようになります。間違えた問題を直しておくことはダイレクトに結果に直結します。なぜなら本番も90%以上はこの本と同じような問題だからです。文法の出題にそんなパターンはないのでとにかくこの一冊を問題を見たら3秒以内に解けるようにしてください。
こうやって5周繰り返すと殆どの問題が解けるようになっていることに気づくはずです。その段階になった8章以降の模擬試験で腕試ししていきましょう。最初の頃に比べると格段に問題が解けるようになっていることに気づくはずです。
7章目までを完璧にした後は、模擬試験で腕試し+能力調整と平行して、長文の勉強に取り掛かっていきます。
では次回は長文の勉強法を紹介します。