toeic 600点くらいまでの勉強方法 1週間詰め込み 文法編ー実践編
文法の大枠については前回紹介した方法である程度理解できたと思います。
しかしまだこの段階では問題を解けるようにはなっていないと思います。聞いて理解できるのと、それを実際に活用できるかはまた別の能力だからです。
ここでは実際に問題が解けるようになるために、問題を通して身につけていく過程について書いていきます。
使った参考書は前にも紹介した
「英文法完全制覇問題集 7日間完成 大学受験」です。
ステップとしては
①3週目くらいまでは迷ったら即座に答えを見てなぜそうなるかをサラッと確認する。
この時、迷った or 間違えた問題は横に正の字を書いておく。
②4~5周目で間違えが多かった問題(正の数が多い)を中心に復習していく。
①3周目くらいまでは、少しでも迷ったらすぐに答えを見てください。この時点で解けるということに拘る必要はありません。この時点で解けるのならそもそもこれをやる必要が無いのです。安心して間違えましょう笑
この時点ではテンポを重視してさくさく進めていきましょう。一日2,3時間で、一周目は2日、遅くても3日で一周するイメージです。
勉強において大事なのはとにかく復習です。一周目を丁寧にと思ってだらだらと長くやったところで結局最初の方は忘れていますし、丁寧にやった満足感で復習の回数が少なくなりがちです。
2日で一周していると、いくらさっと確認しただけとはいっても忘れきる前にまたその問題に出会うので、3周目頃にはなんとなく覚えてきているものです。
とにかく一周あたりの時間は少なくていいので、問題を見る→迷う→すぐに答えとなぜそうなるかを考える。そうしたらすぐに次の問題に進みましょう。
一問一問をじっくりやりたい気持ちはわかるのですが、本当にやめましょう。無駄に時間がかかるだけです。
ポイント
この段階ではノートなどに答えを書いたり、分からない単語を書いたりみたいなことは一切やめてください。書いているとスピードが落ちます。一個単語を書いたりしている間に次の問題一問程度と同じくらい時間がかかります。そんなことをしてるくらいなら次回の周回でまたすぐに復讐できるように次々と問題をやって行きましょう。ペンは間違えた問題の横に「正」の字を書くの専用です。
②4周目頃になると、自信を持って即答できる問題が増えてくる一方で、今まで3周全てで間違えているような問題も出てきます。
ここでまだ自信を持って即答できない問題、これが本当に苦手な問題です。
ここまでで自信を持って回答できるようになった問題は、そもそも苦手とかそういうレベルではなく、ただ単に知らなかったからできなかった問題です。
まだ間違えている問題は本当にあなた自身が苦手な分野なのでこれを潰していきます。
しかし逆に言えばもう苦手な問題はあぶり出されたので、これを一個一個なくしていければ一問ごとに確実に完璧に近づいているということです。あと少しです。頑張っていきましょう。
ではどうやって具体的に苦手な問題を潰していくかというと、
「なぜそれを間違えたか?問題のどこで答えを判断するのか?次に出会った時にはどうなっていたら解けるのか?」
ということを考えることです。
「あー、このitとthatの組み合わせだからこういうパターンになるんだ」「じゃあ次回この形を見た時はこのパターンに気をつけよう」というような感じで全ての間違えた問題について考えていくのです。
そのように考えていくと、問題のどの部分をどうやって考えれば答えにたどり着くのか?という問題を考える過程から自分で考えるので、この問題だけではなく、次回から文章は違っても同じパターンの問題は全て解けるようになる上に、記憶にも定着しやすくなります。
ぜひ「「なぜそれを間違えたか?問題のどこで答えを判断するのか?次に出会った時にはどうなっていたら解けるのか?」
これを考えてみてください。